リンパマッサージ

マッサージによってリンパ液の流れをつくり、体内に溜まった「老廃物」、「セルライト(脂肪」や「毒素」を流しだすマッサージで、ダイエット効果も期待できます。

リンパ液は、通常、冷え性血行障害免疫機能の改善に重要な役割を果たしています。

リンパマッサージは、専門店もたくさんあり、とてもリラックスした中で受けることができます。また、時間がない方は、基本的な知識があれば簡単に行うことができます。そして、毎日続けることで、リンパが流れやすい体質になります。


リンパマッサージは、リンパ管が多く集まる皮膚組織に軽い刺激を与え、リンパ循環を促すことで、健康な状況に近づけようとするものです。

リンパ液は、全身を網の目のように張り巡っている「リンパ管」の中を流れています。血液が栄養や酸素を運ぶのに対し、リンパ液は各細胞から余分な水分や老廃物、疲労物質を回収して運ぶ役割があります。リンパ液が運んだ古い細胞や血液のかけらなどの老廃物や脂肪は、やがて血液と合流し、尿として体外へ排出されます。

そのため、リンバ液の流れが滞ると水分や老廃物などの毒素が蓄積され、その結果、免疫機能が低下したり、栄養素の取り込みが正常に行われなくなり、「むくみ」、「だるさ」、「体調不良」などの症状が現れます。

心臓から送り出され体内を巡る血液と異なり、リンパ液は、全身を毛細血管のように張り巡っている非常に細いリンパ管の中をゆっくり流れています。そして、リンパ液は周りの筋肉が動くことで、押し出されるように流れるので、運動不足や食生活の乱れ、ストレスにより、すぐに滞ってしまします。

また、 リンパ液の中継をしているのが、「リンパ節」、全身で約700箇所あり、微生物や老廃物のろ過、抗体の産出を行っており、免疫機能で重要な役割を担うことから、リンパマッサージでは、重要な位置となります。

脚は第二の心臓とも言われています。ウォーキング、ジョギング、サイクリングなどで、脚を動かすことにより体内の血液、リンパ液の流れが活発になり、疲労物質や老廃物が汗や尿となって体外に排出されます。

運動後の爽快感は、こうしたところにあります。


   
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