ツボとは、身体の表面にある特別な場所で、鍼灸治療では、病気を診るうえで大切のポイントになります。
ツボは、経穴とも呼ばれ、人には約350個あります。ツボへの刺激方法は、鍼や灸、押すなどがあり、刺激によって、身体の緊張が解けストレスが減る、血行が良くなって体内の疲労物質が流れ、体が軽くなるなど、日常の体調管理から病気治療まで利用されています。
例えば、ツボを押して刺激、反応があれば関節や内臓などが弱っていることになり、反応が無ければ健康となります。
反応がある場合の感覚は、慣れないと分かりにくいですが、ツボを押した部分が、張りなく「へこむ感じ」と「少し痛い(快痛)」感じがします。
また、体に不調を感じるときがあれば、その不調に効くツボがあるので、そこを刺激して体調を整えることができます。
鍼灸師などの専門家は、体の表面を押しながら、本人が気付いていない体調の不調を探しだして、治療にあたることもありますし、患者が腰痛や肩の凝り、偏頭痛など具体的に体調不良を訴えるときは、その緩和に効くツボ治療を行います。
|